UbuntuServerにMercurialをソースからインストールしたよ

UbuntuServer 10.04 LTSはaptからMercurialをインストールすると、1.4がインストールされます。
MercurialがサブリポジトリにGitを扱えるようになったのは1.8からです。
で、bitbucketにある私のdotfilesリポジトリはサブリポジトリにGitリポジトリが多く登録されているため、
1.4のMercurialだと持ってこれないのですね。なのでわざわざソースからインストールする羽目に。
てか、dotfilesそのものをgithubで管理すれば、すべて解決するんですけどね。
環境：Ubuntu Server 10.04 LTS

インストール先ディレクトリの作成

aptなどでインストールされる先と混ざるのが嫌なので、ソースからインストールする専用のディレクトリを作成します。

$ mkdir -p ~/Binary/Mercurial

私の環境ではMercurial以外にソースからコンパイルしたVimなどが他にあったりします。

Mercurialインストールの為にいろいろインストール

コンパイルに必要なものをaptからインストールします。

$ sudo apt-get install -y build-essential python-dev

環境設定、ダウンロード、コンパイル、インストール

$ echo "export PYTHONPATH=`which python`" >> ~/.bashrc
$ echo "alias hg='~/Binary/Mercurial/bin/hg \"\$@\"'" >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc
$ wget http://mercurial.selenic.com/release/mercurial-1.9.2.tar.gz 
$ tar xvfz mercurial-1.9.2.tar.gz 
$ cd mercurial-1.9.2
$ make install-bin PREFIX=$HOME/Binary/Mercurial

使ってみる

$ hg version
Mercurial Distributed SCM (version 1.9.2)
(see http://mercurial.selenic.com for more information)

Copyright (C) 2005-2011 Matt Mackall and others
This is free software; see the source for copying conditions. There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.
$ hg clone https://bitbucket.org/sasaplus1/dotfiles/

できたー。
最近、よく使うアプリケーションはソースからコンパイルしてるなあ。

普通、サーバ環境に開発環境作らないよなあ……　てかセキュリティ的に危ないというかなんというか。