メンテナブルJavaScriptを読んだよ

メンテナブルJavaScriptをやっと読みました。

メンテナブルJavaScript ―読みやすく保守しやすいJavaScriptコードのための作法

メンテナブルJavaScript ―読みやすく保守しやすいJavaScriptコードのための作法

第I部 - 1章〜4章

この部はコーディングスタイルとかの章です。
他のJavaScriptの本を読んだあとだと、「はい、まあそうですね」って言う感じ。
でも再確認として読んでおくのも良いかも。
「〜のライブラリはこういう規約で〜」とかって書いてあるので、Googleのコーディング規約を参考にしている私に取ってはDojoとかjQueryのものを知る機会となりました。

第II部 - 5章〜12章

この部はコーディングのパターンとかかな。アンチパターンとかJavaScriptの罠とかが書いてあったりします。
この辺も他のJavaScriptの本を読んでればまあそれほど重要ではないのかなーと思った。
でも10章のエラーに関する箇所は、個人的にエラーをあまり扱った事がないのもあって参考になった。

第III部 - 13章〜20章

この部は特定の作業を自動化するためのツールの紹介かな。
Antをおすすめしてるのがちょっと気になるけど……
バリデーション、ファイルの結合、ミニファイとかドキュメントの生成に自動テストとかね。
普段からnode.jsなどを使って自動化してたりする人には退屈かも。


という感じだったかな。JavaScriptはあまり書いた事がない、他の言語からの人が読むと全体的に俯瞰できて良いのかなあと思った。
そういう意味では初心者?初級者?を抜け出すための本として価値があるかもー、と初心者が申しております。


これからJavaScriptを始める人は以下を読んで、その次にこの本を読むといいのかな。

入門 モダンJavaScript

入門 モダンJavaScript

で、最初の方で書いた「他の本」であるThe Good Partsとかパターンとかハイパフォーマンスとかステートフルとか読めばいいんじゃないかな。
あっ、てかパターンとステートフルちゃんと読んでないかも。読まなきゃ。