urxvtに乗り換えてみたよ

今まで仮想端末にはそのOSのデフォルトのもの――Windowsではcmd.exeでなくてNYAOS + ckw_modをよく使ってたけど――を使っていました。
Ubuntuでもgnome-terminalを使っていたのですけど、全画面状態にしてVimを使ったりするとカーソルの移動が遅かったり、微妙にストレスでした。
そこで、前から気になっていた軽いと噂のurxvtを使って見ることに。
環境:Ubuntu 12.04 LTS 64bit

インストール

インストールは昔調べた感じだと256色対応urxvtはaptからインストールできず、自分でコンパイルする必要があったみたいですが、最近は簡単になってaptから直にインストールできます。

$ sudo apt-get install rxvt-unicode-256color

これでOKです。

設定をする

そのままでも起動できますが、見た目がアレなので、~/.Xdefaultsを作ります。

urxvt.geometry: 72x24
urxvt.saveLines: 512
urxvt.scrollBar: false
urxvt.termName: rxvt

urxvt.iconFile: /usr/share/icons/Humanity/apps/128/gnome-terminal.svg
urxvt.font: xft:Ricty:Bold:size=10:antialias=true

! color
urxvt.depth: 32
urxvt.foreground: rgba:ffff/ffff/ffff/ffff
urxvt.background: rgba:0000/0000/0000/cccc

! blue
! from http://blog.asial.co.jp/262
urxvt.color4: #5566ff
urxvt.color12: #7799ff

! fadeout urxvt if outfocus
urxvt.fading: 30

! input with IM at cursor position
urxvt.preeditType: OverTheSpot

! clipboard
! $ urxvt --perl-lib $HOME/.urxvt/urxvt-perls
urxvt.perl-lib: /home/sasaplus1/.urxvt/urxvt-perls
urxvt.perl-ext-common: clipboard
urxvt.keysym.M-c: perl:clipboard:copy
urxvt.keysym.M-v: perl:clipboard:paste
urxvt.keysym.M-C-v: perl:clipboard:paste_escaped

GitHub - sasaplus1/dotfiles: my dotfiles
大体こんな感じの設定にしました。なかなか面倒だった……
背景は黒の半透明で、他のウィンドウの上に来ると後ろのウィンドウが透けて見えます。
なんかurxvtの設定を公開しているブログではよく壁紙が常に見えるような設定だったのですが、あまり好きでないのでこうしました。
あとデフォルトのままの青だと全然見えないので少し明るめの色に変えてあります。
それにクリップボード拡張を含めたくらいです。

見た目


Rictyやっぱりいいですね。gnome-terminalではUbuntu Mono使ってたけど。

感想

割と軽量でVimの描画とかカーソル移動とかが軽い感じなので良いです。
設定が面倒でしたが、移行する甲斐があったかなーと思います。